なぜ証券口座は銀行の窓口で開設してはいけないのか|手数料で損しない選び方と初心者向け比較4選
この記事でわかること
- 私が「銀行に相談しに行こう」と思っていた話
- 証券口座を銀行の窓口で開設してはいけない3つの理由
- すでに銀行で開設してしまった場合の対処法
- 楽天証券を半年使って感じた正直な評価
- 楽天証券・SBI証券・DMM株・GMOクリック証券の比較
- NISA口座は1つしか開設できないという重要な事実
- 「証券口座の開設はリスクゼロ」という真実
「投資を始めたいけど、どの証券口座を選べばいいかわからない」
投資初心者が最初に直面する悩みです。
そして多くの方が、こう考えます。
「よくわからないし、銀行に相談してみようかな」
実は私も、まったく同じことを考えていました。そして今振り返ると、それをしなくて本当に良かったと思っています。
結論から言うと、証券口座は銀行の窓口で開設してはいけません。 一番安全に見えて、実は一番損をする可能性が高い方法だからです。
この記事では、実際に楽天証券を使っている私の立場から、その理由と証券口座の正しい選び方を正直にお伝えします。
なお、そもそも新NISAをどう始めるかについては、私が楽天証券で実際に始めた手順を別記事にまとめています。「制度から知りたい」という方は、先にこちらを読むとスムーズです。
なぜ証券口座は銀行の窓口で開設してはいけないのか

銀行って一番安心そうだけど…窓口で相談しながら作るのはダメなの?
気持ちはすごくわかる!同じことを思ってる人たちがとても多いんだ!でもね、銀行の窓口は一番手数料が高くなりやすいんだよ!
実は私も「銀行に相談しよう」と思っていた
新NISAを始めようと決めてから口座開設まで、私は約3か月悩みました。YouTubeやSNSで情報収集をしていた一方で、日頃なんとなく見ていたテレビでは、メガバンクの新NISAの広告をよく見ました。
メガバンクとは、誰もが知ってる「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」「みずほ銀行」のことで、5大銀行と言われるものは、さっきの3つの銀行に「りそな銀行」と「埼玉りそな銀行」が入ってくることを覚えておこう!
度々見かけるテレビCMと、メガバンクという安心感から「いっそのこと銀行の窓口に行って、相談しながら決めてもらおうか」と考えました。
そう考えたのも、YouTubeやSNSで情報を集めれば集めるほど、どの証券会社が正解なのかわからなくなっていったのも本音です。
- 「SBI証券のほうがポイント還元率が高い」
- 「銘柄数ならSBI一択」
- 「いや、楽天のほうがアプリが使いやすい」
しかし、結果的に私は銀行には行きませんでした。たまたま同時期にFP2級の勉強をしていた中で、銀行の窓口で売られる金融商品の手数料構造を知ってしまっていたからです。
もしあのとき何も知らずに窓口に行っていたら、勧められるままに手数料の高い商品を契約していた可能性は十分にあります。そう考えると、ゾッとします。
理由①|手数料の高い商品を勧められやすい
銀行の窓口では、ネット証券と比べて手数料の高い金融商品を提案されるケースがあります。
窓口の担当者は「お客様のため」に動いているように見えますが、銀行側には手数料の高い商品を販売するインセンティブがあります。知識がない状態で行くと、「おすすめです」と言われた商品をそのまま契約してしまいがちです。
不動産営業をしている私だからこそ言えることですが、対面営業には必ず「売りたい商品」があります。 それが悪いわけではありませんが、お客様にとっての最適解と、売り手にとっての最適解は、必ずしも一致しません。
理由②|手数料の差は長期で数十万円になる
証券口座選びで最も重要なのは手数料です。
使いやすさやNISA対応は、主要な証券会社であればどこもほぼ変わりません。しかし手数料は証券会社によって大きく異なります。
年間数千円の差でも、10年・20年と積み重なれば複利の力によって、何万円もの差になります。長期の資産形成では、この差がそのまま最終的な資産額の差になって表れます。
| 優先順位 | 項目 | 理由 |
|---|---|---|
| 1位 | 手数料 | 長期で大きな差になる |
| 2位 | NISA対応 | 非課税で運用するために必須 |
| 3位 | 使いやすさ | どこも基本的には変わらない |
理由③|対面である必要がそもそもない
証券口座の開設は、スマートフォンだけで完結します。本人確認書類の撮影も、初期設定も、すべてオンラインでできる時代です。
わざわざ窓口に出向いて、営業を受けながら手数料の高い商品を契約するメリットは、正直ほとんどありません。
結論、ネット証券でオンライン開設が最適解だよ!最も手数料が低く、余計な営業も受けずに済むから、手続きさえ乗り越えれば、資産防衛になるよ!
すでに銀行の窓口で開設してしまった場合は?
「もう銀行で作ってしまった…」という方も、慌てなくて大丈夫です。
証券口座はいくつでも開設できるので、ネット証券の口座を新しく作って、これからの積み立てをそちらに移すという対処ができます。
ただしNISA口座だけは1社にしか作れないため、変更には手続きが必要です(詳しくは後述します)。まずは、今どんな商品をいくらの手数料で持っているかを確認するところから始めましょう。
楽天証券を半年使って感じた正直な評価

実際に使ってみてどうだったの?いいところばっかりじゃないよね?
もちろん不満もあるよ!実際に半年使って感じたことを、良い点も悪い点も正直に話すね!
使い始めてすぐ実感した「損益の見やすさ」
楽天証券を使い始めて、最初に「これは良い」と感じたのが画面の見やすさでした。
購入時からどれだけ上がっているか、前日と比べてどうなっているかが一目でわかります。投資初心者だった私でも、自分の資産状況を直感的に把握できました。
投資を始めたばかりの頃は、正直なところ毎日アプリを開いていました。値動きが気になって仕方がなかったからです。そんな時期でも、必要な情報がすぐ目に入る画面設計は本当に助かりました。
「何を買えばいいかわからない」を助けてくれたランキング機能
始めたばかりの頃に一番困ったのが、何を買えばいいのかわからないことです。
そこで役に立ったのが、楽天証券のおすすめ・ランキング機能でした。オルカンをはじめ、今どの銘柄が一番買われているのかが一目でわかります。
「オルカン」とは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という投資信託の愛称だよ!日本を含む先進国から新興国まで、世界中の約3,000銘柄に1本で分散投資できる商品で、日本の個人投資家から圧倒的な人気を集めているよ!
銀行の窓口なら、担当者に勧められた商品を選ぶことになります。しかしネット証券なら、実際に多くの投資家が選んでいる商品を、自分の目で見て判断できるのです。この違いは大きいと感じました。
半年経って変わったこと|積立額を3万円から5万円へ
最初は月3万円からスタートしました。無理のない金額で始めたかったからです。
そして半年ほど積み立てを続けて「これなら続けられる」という感覚をつかんでから、月5万円に増額しました。
その頃には、毎日アプリを開くこともなくなっていました。値動きに一喜一憂する時期を過ぎ、「積み立てているから大丈夫」と思えるようになったのが、自分にとって一番大きな変化です。
この感覚は、使い続けないと得られないものだと思います。だからこそ「まず始めてみること」を強くおすすめしています。
正直に言う不満な点|毎回の二段階認証
もちろん不満もあります。毎回ログインのたびに二段階認証が必要な点は、素直に面倒です。
サッと残高を確認したいだけのときでも認証が入るので、最初の頃は少しストレスに感じていました。
ただし、これはセキュリティの観点から考えると仕方のないことです。資産を守るためには必要な手間だと今は割り切っています。
銘柄数の少なさは、初心者には関係なかった
楽天証券はSBI証券と比べて銘柄数が少ないという比較がよく出ています。私も始める前は、それが気になっていました。
しかし半年使ってみて感じたのは、インデックス投資をメインにしている限り、まったく気にならないということです。銘柄選びを細かくするような上級者でなければ、十分すぎる選択肢があります。
「銘柄数が多いほうが良さそう」というのは、始める前の不安が生んだ思い込みでした。逆にニッチな銘柄に目移りする必要なく、このぐらいで十分だと思ってもいます。
初心者向け|証券会社4社の比較

楽天証券|楽天ユーザーなら第一候補
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手数料 | 国内株の売買手数料・投信の買付手数料が無料 |
| NISA対応 | ◎ |
| 特徴 | 楽天ポイントが貯まる・初心者向けUIが充実 |
| 向いている人 | 楽天経済圏を使っている方・投資初心者 |
私が実際に使っているのが楽天証券です。こちらが、実際の楽天証券の画面になります。

前述のとおりですが、初心者にとっての使いやすさ、見やすさが最大の強みだと感じています。
楽天カードでの積み立てや楽天ポイントの活用など、楽天経済圏でまとめる資産形成のメリットは別記事で詳しく解説しています。
SBI証券|銘柄数と実績で選ぶなら
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手数料 | 楽天証券と同水準 |
| NISA対応 | ◎ |
| 特徴 | 口座数国内トップクラス・取扱銘柄が豊富 |
| 向いている人 | 幅広い商品から選びたい方・実績を重視する方 |
私が3か月悩んだ相手が、まさにこのSBI証券でした。
正直に言うと、楽天証券とSBI証券なら、どちらを選んでも大きな失敗にはなりません。 手数料はどちらも業界最低水準で、NISAにも当然対応しています。
違いは「普段どのサービスを使っているか」くらいです。楽天経済圏なら楽天証券、幅広い銘柄から選びたいならSBI証券。その程度の差で悩んで3か月を無駄にした私が言うのですから、間違いありません。
DMM株|2つ目の口座として使っている
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手数料 | 国内株の手数料が安い |
| NISA対応 | 投信の取扱いは限定的 |
| 特徴 | シンプルなUI・米国株も取引可能 |
| 向いている人 | 米国の個別株に興味がある方 |
私自身、2つ目の証券口座としてDMM株を開設しました。米国の個別株を少額から買いたかったのが理由です。実際に使ってみた評価は別記事にまとめています。
GMOクリック証券|とにかくコストを抑えたい方向け
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手数料 | 国内株の手数料が最安水準。投信の取扱いは限定的 |
| NISA対応 | 投信の取扱いは限定的 |
| 特徴 | 手数料の安さとシンプルな取引画面 |
| 向いている人 | コスト意識が高い方 |
手数料の安さが最大の強みで、頻繁に取引する方ほどコスト削減効果が大きくなります。
結局初心者の私は迷ったらどうする? が本音だよね!まず選ぶなら、楽天証券かSBI証券の2択で問題なし!この2社は手数料・NISA対応・使いやすさのどれをとっても水準が高く、多くの投資家が選んでるよ!
NISA口座は1つしか開設できない

証券口座って、いくつも作っていいの?
一般の口座は複数OK!でもNISA口座だけは1社のみなんだ。ここは要注意だよ!!
NISA口座は1つの証券会社にしか開設できません。
| 口座の種類 | 開設できる数 |
|---|---|
| 一般の証券口座 | 複数OK |
| NISA口座 | 1社のみ |
つまり、銀行の窓口で勢いでNISA口座を作ってしまうと、その1枠を使い切ってしまうということです。変更は可能ですが手続きに時間がかかるので、最初にどこで開設するかを慎重に決めてください。
複数の証券口座を持つメリット
NISA口座は1つだけですが、一般の証券口座は複数開設しても問題ありません。
- NISA口座で積み立て投資をしながら、別の口座で個別株に挑戦できる
- 各証券会社の強みを使い分けられる
- 取引できる銘柄の選択肢が広がる
私も楽天証券をメインにしつつ、米国株用にDMM株を追加しました。最初の1社を完璧に選ぶ必要はないということです。
証券口座開設の具体的な手順

オンラインで最短当日〜1週間で開設できる
証券口座の開設はすべてオンラインで完結します。店舗や銀行の窓口に行く必要は一切ありません。
必要なもの:
| 必要なもの | 内容 |
|---|---|
| マイナンバーカード | または通知カード+本人確認書類 |
| メールアドレス | 普段使っているものでOK |
| 銀行口座 | 入金用に必要 |
| スマートフォン | 本人確認に使用 |
開設の流れ:
- 証券会社の公式サイトにアクセス
- 「口座開設」をクリック
- メールアドレスを登録
- 本人確認書類をアップロード
- 審査完了の通知を待つ(最短当日〜1週間)
- 初期設定を行う
- 銀行口座から入金して投資開始
NISA口座を同時に開設することをおすすめします。 後から追加することもできますが、最初から設定しておく方がスムーズです。
投資初心者がやりがちな証券口座選びの失敗例

失敗例①|銀行の窓口で開設してしまう
最も多い失敗が、やはり銀行の窓口で証券口座を開設してしまうことです。
「銀行なら安心」「対面で説明してもらえる」という理由で窓口に行き、手数料の高い商品を契約してしまう——このパターンが後を絶ちません。安心を買ったつもりが、実際には長期的なコストを買ってしまっているのです。
失敗例②|どこにするか決めきれずに何か月も動けない
これは私自身の失敗です。楽天かSBIかで悩み続け、3か月を無駄にしました。
積み立て投資は時間が味方になる仕組みなので、悩んでいる期間そのものが機会損失になります。比較して、その日のうちに決める。これくらいの気持ちでちょうどいいです。
失敗例③|NISA口座をどこで開設するか考えずに決めてしまう
NISA口座は1社にしか開設できないにもかかわらず、深く考えずに決めてしまうケースがあります。変更は可能ですが手続きに時間がかかるため、最初にしっかり比較してから開設することが重要です。
なお、口座選び以外にも、新NISAには初心者が陥りやすい落とし穴があります。私自身、特定口座で半年間買い続けてしまうという失敗をしました。
証券口座を開設していない方へ

証券口座は「口座を作るだけ」ならお金はかからない
口座を作ったら、すぐに投資しなきゃいけないんじゃ…?
そんなことないよ!”口座を作るだけ”ならお金は1円も動かないんだ。銀行口座を作るのと同じだよ!
証券口座は、開設しただけで投資資金が減るわけではありません。実際に投資するかどうかは、口座を開設した後に自分で決めることができます。
そして証券口座を開設しないことには株は買えません。 まずは口座開設だけでもしておくことが、投資を始めるための最初の一歩です。
インフレ時代に投資を始めることの重要性
物価上昇率が銀行の預金金利を大幅に上回っている今の時代、銀行預金だけでは資産を守ることが難しくなっています。
物価が上昇する環境では、預金だけでなく、資産形成について考えることも重要になっています。証券口座の開設は今すぐ行うべき最短の行動です。
よくある質問

Q1. 銀行で証券口座を作ってしまいました。どうすればいい?
慌てなくて大丈夫です。一般の証券口座は複数持てるので、ネット証券に新しく口座を作り、これからの積み立てをそちらで行えば問題ありません。まずは今持っている商品の手数料を確認してみてください。
Q2. 銀行の窓口は絶対にダメなの?
「絶対」とまでは言いませんが、手数料の高い商品を勧められるリスクを考えると、初心者ほど避けたほうが無難です。特に知識がない状態で行くのは危険だと考えています。
Q3. 楽天証券とSBI証券はどちらがいい?
どちらも手数料は業界最低水準で、大きな差はありません。私は3か月悩んだ末に楽天証券にしましたが、今振り返ればどちらを選んでも正解だったと思います。普段の生活圏で選ぶのが失敗しないコツです。
Q4. 口座開設にお金はかかる?
主要なネット証券であれば、口座開設・維持ともに無料です。
まとめ

まとめると、ずばり”証券口座は銀行の窓口ではなくネット証券で”
| 証券会社 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 楽天証券 | 楽天ポイント・初心者向けUI | 楽天経済圏・投資初心者 |
| SBI証券 | 口座数トップクラス・銘柄豊富 | 幅広く選びたい方 |
| DMM株 | 米国株対応・シンプルなUI | 米国個別株に興味がある方 |
| GMOクリック証券 | 手数料最安水準 | コスト重視の方 |
私は「銀行に相談しよう」と考えた時期がありましたが、行かなくて本当に良かったと思っています。そして楽天証券を使い始めましたが、選択に後悔はありません。
銀行の窓口はダメ、手数料で選ぶ、迷ったら楽天かSBI。覚えた!
危うく銀行に相談しに行くところだった…。ネットで作ってみる!
その判断が将来の数十万円を守るんだ! 証券口座の開設は無料・リスクゼロ!まずは1つ作ることが、資産形成の第一歩だよ!
それでもどこの口座で解説するか決められないという方は、こちらの楽天証券のページから詳細の確認だけでも、初めてみるのも投資を始める第一歩になります。
他の証券口座も比較してみたいという方はこちらも詳細を確認してみたいただければと思います。
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