保険を見直して月20,000円以上節約できた話|80万円払って60万円しか戻らない保険に気づいた実体験
この記事でわかること
- 月25,000円の保険料を月4,690円に削減した実体験
- FP3級の勉強で「ぼったくり保険」に気づいた話
- 80万円払って60万円しか戻らない保険を解約した判断
- 本当に必要な保険・不要な保険の見分け方
- 社会保険で実はカバーできること
- 保険見直しの具体的な3ステップ
- 保険見直しで浮いたお金をNISAで運用した結果
「保険は入っておいた方が安心」かつての私はそう思っていました。
知人に勧められるまま加入した保険に毎月25,000円を払い続けていましたが、FP3級の勉強をきっかけに、その保険が割高なぼったくり商品だったことに気づきました。
解約した時の損失は約20万円。でも今では、あの時解約して本当に良かったと思っています。
この記事では、保険の知識がまったくなかった私が、月25,000円から月4,690円まで削減するまでの一部始終を正直にお伝えします。
見直し前|月25,000円の保険に3年間払い続けていた

保険って、入っておいたほうが安心だよね?
その気持ちはよくわかるよ。でもね、“安心”を買っているつもりで、実は手数料を払っているだけというケースがあるんだ!
知人の紹介で加入した外貨建て積立保険
2022年1月、保険会社に勤める知人から保険を勧められました。
「20%近く運用益が出せる」「将来のお金を増やしながら保障も得られる」
そんな説明を受けて、外貨建て積立保険と貯蓄型保険に加入しました。
月々の保険料は約25,000円。当時の私には「運用しながら保障も得られるなら一石二鳥だ」と感じていました。
担当者の説明に感じた「矛盾」
加入後しばらくして、担当者からこんな説明を受けました。
「この保険は20%近く運用益が出せますが、加入後7年間は解約すると元本割れします」
……待ってください。
「運用益が出せる」と言いながら「7年間は解約すると元本割れする」——この2つの説明が、どうしても矛盾に感じられました。
でも当時の私にはお金の知識がなく、その疑問を解消できないまま保険料を払い続けていました。
たしかに、言われてみると変だよね。なんでその場で聞かなかったの?
知識がないと、そもそも何を聞けばいいかわからないんだ。だから”勉強してから契約する”が大事なんだよ!
きっかけ|FP3級の勉強で「ぼったくり保険」に気づいた

FPの勉強で疑問が一気に解消された
FP3級の勉強を始めた時、この疑問がやっと解消されました。
外貨建て積立保険や貯蓄型保険の仕組みを学ぶうちに、自分が加入していた保険が手数料が非常に高い割高な商品だったことがわかりました。
「運用益が出せる」のは本当ですが、保険会社が取る手数料が高すぎるため、同じお金を低コストのインデックス投資に回した方がはるかに効率が良いのです。
保険に限らず、お金の知識は損をしないために一番効きます。私がどの順番で学んだかは、こちらにまとめています。
外貨建て・貯蓄型保険が不要な理由
FPの勉強で学んだ、外貨建て・貯蓄型保険が不要な理由を整理します。
| 問題点 | 内容 |
|---|---|
| 手数料が高い | 運用益の多くが保険会社の手数料に消える |
| 元本割れリスク | 短期間で解約すると払った保険料より少ない金額しか戻らない |
| 為替リスク | 外貨建ての場合、円高になると受取額が減る |
| 流動性が低い | 急にお金が必要になっても引き出せない |
これらの問題を考えると、貯蓄目的であればNISA、保障目的であれば掛け捨て保険と分けて考える方が合理的です。
貯蓄型保険が割高になりやすいのは、保障と運用が一つの商品に混ざっているからです。それぞれ別々に、保障は掛け捨て保険で最低限・貯蓄はNISAで低コストにと分けたほうが、中身が見えやすく手数料も抑えられます。
見直しを決意してから解約まで、わずか1日
FPの勉強と並行して自分で情報を集め、同じような保険を解約した知人からも話を聞き、今一度この保険を解約すべきか見直しました。
ちゃんとした情報を取捨選択し、内容を見直せば見直すほど、どう考えても無駄な保険だと実感しました。
見直しを決意してから実際に解約するまで、わずか1日で解約することを決めました。
解約時の葛藤|80万円払って60万円しか戻らない現実

20万円の損失という現実
解約を決意した時、一つの壁がありました。
それまでに払い込んだ保険料の合計は約80万円。しかし解約返戻金として戻ってくるのは約60万円でした。
20万円の損失、、、最初はその数字に躊躇しました。
「もう少し続ければ元本が戻ってくるかもしれない」「解約するのはもったいないのではないか」そういう気持ちが頭をよぎりました。
それでも解約を決めた理由
でも冷静に考えると、答えは明確でした。
このまま続けても、高い手数料を払い続けるだけです。20万円の損失を取り戻すために何年も無駄な保険料を払い続けるより、今すぐ解約して60万円を低コストの投資に回す方が合理的です。
「20万円の損失」ではなく「これ以上の損失を止める決断」——そう考えて解約しました。
20万円も減るってわかってて解約するの、私にはできるかな…
そこが一番の壁だよね!でも大事なのは”これまでいくら払ったか”ではなく”これからどうなるか”なんだ!過去の支払いを取り戻そうとして、さらに損を重ねる人は本当に多いんだよ!
妻は納得していなかった
解約後、妻に保険を見直したことを話しました。
妻の反応は「4,690円で本当に家族のお金を賄えるの?」という心配そうな様子でした。
月25,000円から4,690円への大幅な削減は、保険の知識がない状態では「保障が薄くなるのでは」という不安につながるのは当然です。
この時、保険の見直しは知識があるかどうかで判断が全く変わるということを実感しました。家族と一緒に見直す場合は、社会保険で何がカバーされるかを共有するところから始めるのがおすすめです。
知っておきたい|社会保険で実はカバーできること

保険を見直す上で、まず知っておいてほしいのが社会保険の手厚さです。
日本の社会保険は世界的に見ても充実しており、民間保険に過剰に加入しなくても多くのリスクはカバーできます。
社会保険でカバーできる主なリスク
| リスク | 社会保険の保障 |
|---|---|
| 病気・ケガで入院 | 健康保険の高額療養費制度(月の自己負担に上限あり) |
| 働けなくなった | 傷病手当金(最長1年6ヶ月・給与の約2/3) |
| 死亡した場合 | 遺族年金(配偶者・子供に支給) |
| 障害が残った | 障害年金(障害の程度に応じて支給) |
例えば高額療養費制度では、月の医療費の自己負担額に上限が設けられているため、大きな病気になっても自己負担は思ったより少なく済みます。
「社会保険で賄えるリスク」に対して民間保険を重複して加入しているケースが非常に多いです。 社会保険の内容を把握した上で、本当に必要な部分だけを民間保険で補うという考え方が重要です。
※制度の内容は改正される場合があります。最新の情報は厚生労働省や加入している健康保険組合の公式情報で確認してください。
見直し後|月4,690円の逓減型掛け捨て保険に切り替え

本当に必要な保険だけに絞った
保険を見直す上で、まず「本当に必要な保険は何か」を考えました。
私の出した結論はシンプルです。
「保険が本当に必要なのは、自分が死んだ時か就労不能になった時だけ」
この考え方をもとに、現在加入している保険は逓減型掛け捨て保険(死亡保障・3大疾病)の月4,690円のみです。
逓減型保険を選んだ理由
「逓減型」とは、子供が成長するにつれて必要な保障額が減っていくのに合わせて、保険金額も徐々に下がっていく保険です。
私は子供が3人いるので、今は大きな保障が必要です。しかし子供が独立する頃には、その保障は必要なくなります。必要な時期に必要な保障を持つことで、保険料を最小限に抑えられます。
本当に必要な保険・不要な保険
| 保険の種類 | 必要性 | 理由 |
|---|---|---|
| 掛け捨て死亡保険(扶養家族あり) | ◎ 必要 | 自分に何かあった時に家族を守れる |
| 医療保険 | △ 任意 | 高額療養費制度で賄えることも多い |
| 外貨建て積立保険 | ✕ 不要 | 手数料が高く投資効率が悪い |
| 貯蓄型保険 | ✕ 不要 | NISAで代替できる |
| がん保険 | △ 任意 | 必要に応じて検討 |
保険見直しの具体的な3ステップ

保険の見直しは、以下の3ステップで進めることができます。
ステップ①|現在加入している保険を全て書き出す
まず手元にある保険証券を全て集めて、以下の内容を書き出します。
- 保険の種類(死亡・医療・貯蓄型など)
- 月々の保険料
- 保障内容
- 解約返戻金の金額
「何に入っているかわからない」という方が意外と多いです。まず現状を把握することが最初の一歩です。
ステップ②|社会保険でカバーできる部分を確認する
書き出した保険と社会保険の保障内容を照らし合わせて、重複している部分を確認します。
社会保険でカバーできるリスクに対して民間保険に加入している場合は、解約または減額を検討します。
ステップ③|本当に必要な保障だけを残す
「自分に何かあった時に困る人がいるか」を基準に、本当に必要な保障だけを残します。
- 扶養家族がいる → 死亡保険は必要
- 貯蓄がない → 医療保険を検討
- 貯蓄型・外貨建て → 基本的に不要
解約して本当に良かったと感じた瞬間

解約したお金をNISAで運用した結果
解約返戻金として戻ってきた60万円と、毎月浮いた約20,000円をNISAで運用し始めました。
貯蓄型保険の運用益と比べて、NISAのインデックス投資の方がはるかに効率が良いことを数字で実感しています。
「解約して20万円損した」という感覚は、NISAの含み益を見るたびに薄れていきました。
支出全体を見直すきっかけになった
保険を見直したことで、お金に対する考え方自体が変わりました。
「本当に必要かどうか」を考えてから契約・支払いをするようになったのです。
保険の見直しをきっかけに、スマホ代・サブスクリプション・その他の固定費も次々と見直しました。支出の無駄がなくなっていくことへの感動は、今でも続いています。
保険の次は何を見直したの?
スマホ代と電気代だよ!この3つは”一度見直せば効果がずっと続く”固定費の三本柱なんだ!
私の場合、スマホ代は月8,000円から2,178円まで下げられました。
電気も同じで、契約を見直すだけで下がるケースが多いです。特に賃貸にお住まいの方は、入居時に割高な電力会社を契約させられている可能性があります。
保険の見直しに自信がない方へ

保険の見直しは、知識があれば自分でできます。しかし「何が必要で何が不要かわからない」という方も多いはずです。
私自身、FPの勉強をしていなければ、あの保険に気づかないまま払い続けていたと思います。
知識に不安がある場合の選択肢を整理しておきます。
| 方法 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 自分で勉強して判断する | 中立的に判断できる・知識が資産になる | 時間がかかる |
| 保険の無料相談を利用する | 専門家に整理してもらえる | 相談先によっては特定商品を勧められる場合がある |
| 加入中の保険会社に相談する | 手続きがスムーズ | 解約を引き止められる可能性が高い |
無料相談を利用する場合は、相談員がどこから報酬を得ているかを意識してください。保険会社から手数料を受け取る仕組みの場合、手数料の高い商品を勧められる可能性があります。最低限、この記事で紹介した「社会保険でカバーできる範囲」を知ったうえで臨むと、提案を冷静に判断できます。
一番確実なのは、FP3級レベルの知識を自分で身につけることです。数週間の勉強で、生涯にわたって保険や金融商品を判断できる目が手に入ります。
よくある質問

Q1. 貯蓄型保険は絶対に解約したほうがいい?
一概には言えません。ただし「手数料が高く、同じお金をNISAに回したほうが効率が良い」という構造は共通しています。まずは解約返戻金の額と、今後払い続ける保険料の総額を比較してみてください。
Q2. 元本割れするのに解約するのはもったいなくない?
「これまでいくら払ったか」ではなく「これからどうなるか」で判断してください。過去の支払いは取り戻せませんが、これから払う保険料は止められます。
Q3. 医療保険は本当に不要ですか?
高額療養費制度があるため、ある程度の貯蓄がある方には優先度は高くありません。ただし貯蓄が少ない方や自営業の方(傷病手当金がない)は、検討する価値があります。
Q4. 保険を解約したら、何かあった時に困りませんか?
だからこそ「本当に必要な保障」は残すべきです。私も死亡保障と3大疾病の掛け捨て保険は継続しています。全部やめるのではなく、社会保険で賄える部分の重複をなくすという考え方です。
Q5. 家族が保険の見直しに反対しています。
私も妻に心配されました。有効だったのは、社会保険で何がカバーされるかを一緒に確認することです。「保障を減らす」ではなく「重複をなくす」と伝えると、理解を得やすくなります。
まとめ|保険の見直しは「知識」があれば1日でできる

月25,000円の保険を月4,690円に見直した結果をまとめます。
| 項目 | 見直し前 | 見直し後 |
|---|---|---|
| 月々の保険料 | 25,000円 | 4,690円 |
| 年間の保険料 | 300,000円 | 56,280円 |
| 年間の節約額 | — | 約243,720円 |
年間約24万円の節約。10年間で約240万円の差になります。
保険の見直しは、固定費削減の中で最も効果が大きい項目のひとつです。
私も保険証券、どこにあるか探すところから始めてみる!
“これまで払った額”じゃなくて”これからどうなるか”で考える。これ覚えておく!
その2つができれば十分だよ!保険は”入っているだけで安心”じゃなくて、中身を知って初めて安心できるもの!まずは今入っている保険を書き出すところから始めよう!
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