簿記3級を取得して良かったこと|FP2級合格後すぐに挑戦して家計管理が劇的に変わった実体験
この記事でわかること
- 簿記3級を知ったきっかけとFP・宅建との関係
- テキスト1冊+YouTubeで3ヶ月合格した勉強方法
- 「貸方・借方」の理解が合否を分ける理由
- 合格率30〜40%の低さの本当の理由
- 家計管理が貸方・借方でイメージできるようになった変化
- 資格を取り続けることで「勉強する癖」がついた話
- まずFPを取ってから簿記を目指すべき理由
「FPと簿記はどちらも取得した方が効率がいい」——ネットで検索していて偶然見つけたこの情報が、簿記との出会いでした。
宅建→FP3級→FP2級と資格を取り続ける流れで、FP2級の合格がわかった瞬間に「このまま一気に簿記3級も取ってしまおう」と決意しました。
結果として3ヶ月で合格。家計管理への影響・日常生活の変化・勉強する癖がついたことなど、取得して良かったことが数多くありました。
なお、お金の勉強をどの順番で進めるべきかという全体像は、こちらのロードマップにまとめています。
簿記3級を知ったきっかけ

簿記って、どうして受けようと思ったの?
FPを調べていて偶然知ったんだ。資格って一つ取ると、次の資格が見えてくるんだよ!
FPを調べていて偶然知った
簿記3級を知ったのは、FPについてわからないことをネットで検索していた時でした。
「FPと簿記はどちらも取得した方が効率がいい」という記事を見て、初めて簿記という資格を意識するようになりました。
宅建とFPが相性が良いという理由で勉強し始めたように、簿記もその流れで自然に勉強を始めることになりました。
資格を取ることで周辺知識が広がっていく
宅建・FP・簿記と資格を取り続けることで気づいたことがあります。
「一つの資格を取得することで、類似した資格を知り、周辺知識を学ぶことができる」という連鎖です。
宅建を取ることでFPを知り、FPを勉強することで簿記を知る。資格取得は一つで終わらず、知識の輪が自然と広がっていきます。
FP2級合格後すぐに勉強開始
FP2級の合格がわかったタイミングで、そのままの勢いで簿記3級の勉強を始めました。
FP2級の勉強で身についた「毎日勉強する習慣」がそのまま活きた形です。勉強のリズムが途切れる前に次の資格に取り組んだことが、スムーズに合格できた理由のひとつだと思っています。
勉強方法と期間|テキスト1冊+YouTubeで3ヶ月

テキスト1冊を繰り返し読む
勉強方法はシンプルで、テキストを1冊購入して繰り返し読み込むというスタイルでした。
FP・宅建の時と同様に、複数のテキストを買う必要はありません。1冊を繰り返し読み込む方が知識が定着します。
わからない部分はYouTubeで補完
今回はFPや宅建と少し違い、わからない部分はYouTubeの動画で補完しました。
特に簿記の基本である「貸方・借方」の概念は、文字で読むだけではなかなか理解しにくい部分があります。YouTubeで視覚的に解説している動画を活用することで、理解が大幅に深まりました。
テキストとYouTubeの組み合わせは、簿記3級の勉強において非常に効果的な方法です。
1日1時間・休日は2時間
勉強時間は平日が1日1時間、休みの日は1〜2時間を確保していました。
FP2級の勉強で毎日1時間勉強する習慣がついていたため、同じリズムで続けることができました。
合格までの期間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 勉強期間 | 約3ヶ月 |
| 受験回数 | 1回 |
| 勉強方法 | テキスト1冊+YouTube |
| 1日の勉強時間 | 平日1時間・休日1〜2時間 |
FP3級と同じく約3ヶ月で取得できました。
簿記3級で一番難しかった「貸方・借方」

簿記って難しそう…何が一番大変だった?
貸方・借方だね!ここさえ越えれば、あとは一気に進めるようになるよ!
貸方・借方が理解できれば合格できる
簿記3級で最も難しかったのは、「貸方・借方」という概念を理解することでした。
簿記を学んだことがない方にとって、「貸方」と「借方」がそれぞれ何を意味するのか、どちらがどちらなのかを理解するのに非常に時間がかかります。
しかし逆に言えば、貸方・借方をしっかり理解すれば、簿記3級は問題なく合格できます。
貸方・借方とは何か
簿記では、すべての取引を「借方(左側)」と「貸方(右側)」に分けて記録します。
| 内容 | 例 | |
|---|---|---|
| 借方(左側) | 資産の増加・負債の減少・費用の発生 | 現金が増えた |
| 貸方(右側) | 資産の減少・負債の増加・収益の発生 | 売上が発生した |
最初はこの概念が非常にわかりにくく感じますが、問題を繰り返し解くうちに自然と身についていきます。
覚え方のコツ
ほとんどの参考書やyoutube動画でも言われてますが、「借方=左」「貸方=右」は、ひらがなの払う方向で覚えられます。「かり」の”り”は左に払い、「かし」の”し”は右に払う。最初はこれだけ覚えておけば十分です。
合格率30〜40%の低さの本当の理由
簿記3級の合格率は30〜40%前後と、一見低く感じます。
しかしこの低さには理由があります。
FPのように日常生活の知識が問われる試験とは異なり、簿記はスタートから「貸方・借方」という専門的な概念の理解が必要です。 この最初のハードルを越えられずに挫折する人が一定数いることが、合格率の低さにつながっています。
逆に言えば、貸方・借方さえ理解できれば合格できる試験です。見かけの合格率に惑わされないでください。
※合格率は試験方式(統一試験・ネット試験)や回によって変動します。
簿記3級の費用・難易度・試験形式

受験費用と試験形式
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受験費用 | 3,850円(ネット試験・事務手数料込み) |
| 試験形式 | CBT(ネット試験)/統一試験 |
| 難易度 | FP3級と同程度(比較的低い) |
受験費用は約3,850円と非常にリーズナブルです。
※受験料は改定される場合があります。最新の金額は日本商工会議所の公式サイトで確認してください。
CBT(ネット試験)なら随時受験できる
簿記3級はCBT(コンピュータベーストテスト)形式で受験できます。
CBT試験の最大のメリットは随時受験できることです。決められた試験日を待つ必要がなく、自分の準備が整ったタイミングで受験できます。
試験会場のパソコンで受験するスタイルで、合否もその場ですぐにわかります。 この「すぐ結果がわかる」点は、合格発表まで待つ必要がないので精神的にラクでした。
FPも2025年からCBT方式になりました
以前はFPが年3回の試験日程だったため、簿記のCBT方式が際立っていました。しかし2025年4月からFP試験も完全CBT方式に移行し、どちらも通年で受験できるようになっています。つまり今は、FP・簿記ともに「思い立ったタイミングで受験計画を立てられる」環境です。
難易度の比較
| 資格 | 難易度 | 合格率目安 |
|---|---|---|
| 宅建 | 高い | 約15〜17% |
| FP2級 | やや低い | 約40〜60% |
| 簿記3級 | 比較的低い | 約30〜40% |
| FP3級 | 低い | 約80%前後 |
合格率だけ見ると簿記3級はFP3級より難しそうに見えますが、貸方・借方を理解すれば十分合格できる試験です。
取得後に変わったこと

家計管理が貸方・借方でイメージできるようになった
簿記3級を取得して最も感じた変化が、家計管理への影響です。
収入・支出・クレジットカードでの支払いなど、家計のお金の流れを貸方・借方のイメージで捉えられるようになりました。
例えばクレジットカードで買い物をした時
- 借方:費用(支出)が発生
- 貸方:負債(クレジットカードの未払い分)が増加
このように家計の動きを「記録・整理する視点」で見られるようになったことで、お金の流れが以前よりクリアに把握できるようになりました。
法人の経費・決算への理解が深まった
仕事面では、法人での経費精算や減価償却の方法など、これまで曖昧だった知識がクリアになりました。
会社の決算に向けた収支の動きを身近に感じられるようになり、ビジネスの数字への理解が深まりました。不動産営業の仕事においても、取引先の財務状況を読む視点が少しずつ身についてきています。
「勉強する癖」がついたことが最大の収穫
一番良かったことって何だった?
実は知識そのものより、毎日勉強する習慣がついたことなんだ。これが一番大きいよ!
簿記3級を取得して一番良かったと感じることは、知識の習得よりも「勉強する癖がついたことが良い日課になった」ことです。
宅建→FP3級→FP2級→簿記3級と資格を取り続ける中で、毎日勉強することが当たり前の習慣になりました。
この習慣は、資格取得という目的を超えて、日常的にインプットを続けるライフスタイルにつながっています。
簿記3級を取得して後悔したことはゼロ

FP同様、簿記3級を取得して後悔したことは一度もありません。
費用約3,850円・勉強期間3ヶ月。このコストで家計管理・仕事・ビジネス数字への理解が深まり、勉強する習慣まで身についたのであれば、コストパフォーマンスは抜群です。
簿記取得を迷っている方へ

まずFPを取ってから簿記を目指すべき理由
簿記3級は周辺知識を高める上でおすすめですが、まずはFPを取ることを強くおすすめします。
理由は明確です。FPは保険・投資・税金・不動産・相続という「生きていく上で直接役立つ知識」が詰まっています。一方で簿記は「お金の記録・整理の知識」であり、FPで基礎を固めた後に学ぶとより深く理解できます。
| 優先順位 | 資格 | 理由 |
|---|---|---|
| 1位 | FP3級 | 生活に直結するお金の基礎知識が全て学べる |
| 2位 | FP2級 | より実践的な知識・名刺にも記載できる |
| 3位 | 簿記3級 | FPで培った知識をさらに深められる |
独学でも十分合格できます
簿記3級は独学で十分に合格を狙えます。私もテキスト1冊とYouTubeで取得しました。
| 独学 | 通信講座 | |
|---|---|---|
| 費用 | テキスト代のみ(数千円) | 数万円 |
| 進め方 | 自分でペース管理 | カリキュラムに沿って進む |
| 向いている人 | 勉強習慣がある方 | 習慣化が苦手・時間が取りにくい方 |
ただし、貸方・借方でつまずいた時に質問できる相手がいるかどうかは大きな差になります。「独学で理解できるか不安」という方は、講座を検討する価値があります。
勉強する癖をつけることの価値
資格を取ることの最大の価値は、「勉強する習慣が身につくこと」かもしれません。
一つの資格を取得する過程で身についた勉強習慣は、次の資格・次の知識習得に自然とつながっていきます。
よくある質問

Q1. 簿記3級は独学で合格できますか?
できます。私はテキスト1冊とYouTubeで3ヶ月で合格しました。ただし貸方・借方の理解でつまずく人が多いので、そこは動画解説を活用するのがおすすめです。
Q2. 経理の仕事をしていなくても意味はありますか?
あります。私は不動産営業ですが、家計管理の視点が変わり、会社の経費や決算への理解も深まりました。お金の流れを「記録する視点」で見られるようになるのが最大の価値です。
Q3. FPと簿記、どちらを先に取るべきですか?
FPが先です。FPは生活に直結する知識が学べるのに対し、簿記は記録・整理の技術です。FPで土台を作ってから簿記に進むほうが、理解が深まります。
Q4. ネット試験と統一試験、どちらがいいですか?
準備が整ったタイミングで受験でき、結果もすぐわかるネット試験がおすすめです。落ちても比較的すぐに再受験できます。
Q5. 簿記2級まで取るべきですか?
3級とは難易度に大きな差があります。経理職を目指すなら2級は有効ですが、家計管理やお金の知識が目的なら3級で十分です。
まとめ|簿記3級はFP取得後の次のステップとして最適

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受験費用 | 約3,850円 |
| 勉強期間 | 約3ヶ月 |
| 合格率 | 30〜40%(貸方借方を理解すれば問題なし) |
| 取得して後悔したこと | ゼロ |
| 最大の収穫 | 勉強する癖がついた |
簿記3級は決して難しい試験ではありません。貸方・借方という最初のハードルを越えれば、あとはスムーズに理解が深まります。
合格率が低いのは、最初のハードルで諦める人が多いからなんだね。
私はまずFP3級から始めて、その勢いで簿記まで行ってみる!
その順番が一番いいよ!FPで土台を作って、簿記で深める。そして何より、勉強する習慣そのものが一生の財産になるんだ!
FPで基礎を固めた後に簿記に挑戦することで、お金の知識がさらに一段階レベルアップします。
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