賃貸のプロパンガスは高い?賃貸営業歴10年の私が教える判断基準
この記事でわかること
- 熱量をそろえて比較したときの、都市ガスとプロパンガスの料金差
- プロパンが高いかどうかは「物件」ではなく「あなたの使用量」で決まるという話
- 最初の部屋がプロパンだった私が、一人暮らしでは差を感じなかった実体験
- 都市ガス時代に1万円を超えていた人は、1.5〜2倍の請求が来る可能性
- 賃貸では入居者がガス会社を選べない構造的な理由
- 募集図面でガス種別を確認する方法と、営業への聞き方
- 契約前にガス料金を聞く権利があるという話(事業者には情報提供の義務があります)
- 2025年4月に徹底された「三部料金制」で、賃貸の検針票のどこを見るか
私の最初の引っ越し先がプロパンガスの物件でした。
沖縄から上京した時に住んでいた寮みたいな部屋から、初めて引っ越しした部屋です。当時は「プロパンは高い」という話を聞いて少し不安でしたが、正直に言うと、一人暮らしの私は料金の差をほとんど感じませんでした。
ただ、「だからプロパンは心配いらない」とは言いません。使う人には確実に跳ね返ります。
賃貸営業を10年やってきて、プロパン物件を案内するとき必ず聞かれるのが「ガス代っていくらくらいですか?」です。プロパンが初めてのお客様からは、ほぼ100%聞かれます。
そのたびに私が答えているのは、金額ではありません。
「ガスをどれくらい使う生活ですか?」
これが答えになるからです。この記事の結論を先に書きます。
プロパンガスが高いかどうかは、物件ではなく「あなたの使用量」で決まります。
ネット上には「プロパンは高いから避けろ」「ガス会社を切り替えよう」という記事が並んでいます。でも賃貸では、入居者がガス会社を切り替えることはできません。だから入居者の勝負は、契約する前に終わっています。
その契約前にできることを、現場の目線で全部書きます。
まず結論|プロパンが高いかどうかは「使用量」で決まる

プロパンガスって、やっぱり高いの?
単価は確かに高いよ。でも請求額は単価×使用量だからね。使わない人には差が出にくいんだ!
ここをいちばん先に整理しておきます。
| あなたの使い方 | プロパン物件の判断 |
|---|---|
| シャワーだけ・自炊ほとんどしない | 差は小さい。家賃が安いなら候補に入れていい |
| 普通に湯船・週に数回自炊 | 月数千円の差がつく。家賃差と見比べて判断 |
| 毎日2回入浴・毎日自炊 | 確実に跳ねる。都市ガス物件を優先すべき |
プロパンが「高い物件」なのではありません。使う人にとって高い物件です。
だから、ほとんどガスを使わない人がプロパン物件を避けているとしたら、それは家賃の安い物件をわざわざ候補から外しているだけかもしれません。
データで見る|都市ガスとプロパンガスの料金差

まず客観的な数字を押さえます。
熱量をそろえると、約2倍の差
プロパンガスと都市ガスは、同じ1㎥でも含まれる熱量が違います。
| 種別 | 1㎥あたりの熱量 |
|---|---|
| プロパンガス | 約24,000kcal |
| 都市ガス | 約10,750kcal |
プロパンのほうが約2.2倍の熱量を持っています。つまりお風呂でも料理でも、同じだけ熱を使うなら、プロパンは少ない㎥数で足りるということです。だから「1㎥の単価」だけを並べて比べると、差を大きく見すぎてしまいます。
そこで「同じ熱量を使ったら、いくらになるか」で比べると、こうなります。
| 種別 | 同熱量あたりの料金(東京都) |
|---|---|
| プロパンガス(10㎥) | 約8,423円 |
| 都市ガス(約22㎥) | 約4,200円前後 |
| 差額 | 約4,200円前後(約2倍) |
※プロパンは石油情報センター「液化石油ガス価格分布状況」の東京都平均価格(2026年4月末時点。基本料金約1,900円+従量単価約652円)です。都市ガスは契約プランと毎月の原料費調整で変動するため概算です。正確に比べるなら、今の部屋の検針票にある金額と使用量を使ってください。
熱量をそろえて比べると、プロパンは都市ガスの約2倍ということになります。
一人暮らしの平均では、月2,000〜3,000円の差
世帯別の目安も出ています。
| 世帯 | 都市ガス | プロパンガス |
|---|---|---|
| 一人暮らし | 約3,000〜4,000円 | 約5,000〜7,000円 |
一人暮らしでも、平均で見れば月2,000〜3,000円の差がつく計算です。年間だと2.4万〜3.6万円になります。
※この世帯別の金額は、一般に紹介されている目安です。販売店の料金設定と生活スタイルで大きく変わるため、自分の場合を知りたいなら「今の検針票の使用量(㎥)× その物件の従量単価 + 基本料金」で計算するのが確実です。単価の聞き方は後述します。
ただし「平均」はあなたの数字ではありません
ここで正直にお伝えします。私の実体験は、この平均とはズレています。
私が最初に住んだプロパン物件では、「高い」と感じた記憶がありません。理由はシンプルで、当時の私がほとんどガスを使っていなかったからです。
ガス料金は「基本料金+使った分」で決まります。使った分が小さければ、単価が2倍でも差額は小さくなります。単価2倍が効いてくるのは、使う量が増えてからです。
じゃあ平均を見ても意味がないってこと?
意味はあるよ。でも平均は『平均的に使う人』の数字なんだ。自分が平均より使うのか使わないのか、そこを先に考えるほうが早いんだよ!
【実体験】私の最初の部屋はプロパンガスでした

一人暮らしでは、差を感じませんでした
初めての引っ越しで借りた部屋がプロパンでした。
当時の生活は、シャワーが中心で、自炊もほとんどしていませんでした。その結果、ガス代で驚いたことは一度もありませんでした。
「プロパンは高い」という前情報があったので、むしろ構えていたほうです。それでも体感は変わりませんでした。
使えば使うほど、差は開いていきます
一方で、営業として10年見てきた中で、はっきり言えることがあります。
毎日2回お風呂に入る方、毎日しっかり料理をする方。こういう生活だと、都市ガスとの差はどんどん開いていきます。
単価が2倍なので、使用量が2倍になれば差額も2倍になります。使うほど不利が加速するのがプロパンの性質です。
だから私は、お客様に金額ではなく使用頻度を聞きます。そして「あまり都市ガスと変わらなさそうだな」という方には、背中を押すことが多いです。プロパンだからという理由だけで、条件のいい物件を諦めてほしくないからです。
都市ガスで1万円を超えていた人は要注意

ここが、この記事でいちばん伝えたい警告です。
都市ガスの時代に、ガス代が月1万円を超えていた方。
こういう方がプロパン物件に引っ越すと、1.5倍や2倍の請求が来る可能性があります。
| 都市ガス時代のガス代 | プロパンでの想定 |
|---|---|
| 月3,000円程度 | 体感差は小さい |
| 月6,000円程度 | 月数千円の増加 |
| 月10,000円以上 | 月15,000〜20,000円の可能性 |
※単価が約2倍であることから逆算した想定です。実際の金額は販売店の料金設定と使用量で変わります。
月1万円のガス代が2万円になれば、年間で12万円の差です。これは家賃が月1万円高い部屋に住んでいるのと同じということになります。
ガスを多く使う生活とは
自分が「多く使う側」かどうかは、ここで判断できます。
| 条件 | 該当すると使用量が増える |
|---|---|
| 毎日湯船にお湯を張る | ガス代の最大要因 |
| 1日に2回以上入浴・シャワー | 人数分だけ積み上がる |
| 毎日自炊をする | 煮込み・揚げ物が多いとさらに |
| 家族の人数が多い | 単純に人数倍 |
| 冬場に給湯温度を上げる | 水温が低い分だけ余計に燃やす |
このうち2つ以上当てはまる方は、プロパン物件は慎重に判断してください。
なぜプロパンは高いのか|自由料金制という仕組み

「そもそもなぜ高いのか」を知っておくと、納得して判断できます。
価格は販売店が決めています
プロパンガスは昔から自由料金制です。各販売店が、仕入れ価格や自社のコストをもとに料金を決めています。
都市ガスは2017年の全面自由化まで規制料金でした。プロパンは最初から自由だったという違いがあります。
その結果、同じ地域でも販売店によって料金がかなり違います。「プロパンの相場」が分かりにくいのは、これが理由です。
小売コストが価格の6割以上を占めます
プロパンはボンベで配送する必要があります。配送費、人件費、保安費がかかります。
資源エネルギー庁の資料では、こうした小売段階のコストがプロパンガス小売価格の6割超を占めるとされています。
ガスそのものの値段ではなく、届けるためのコストが乗っているという構造です。
2025年4月から「三部料金制」が徹底されました
これは比較的新しい話なので、押さえておいてください。
液化石油ガス法の施行規則が改正され、2025年4月2日から、プロパンガスの料金は3つに分けて示すことが徹底されました。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 基本料金 | 使わなくてもかかる固定部分 |
| 従量料金 | 使った量に応じた部分 |
| 設備料金 | 設備費用を分けて示す部分。賃貸住宅向けでは原則「該当なし」 |
ポイントは3つ目です。
以前は、ガス会社が負担した給湯器やエアコン、インターホンなどの費用が、ガス料金に溶け込んでいて見えませんでした。改正後は、ガスと関係のない設備費用をガス料金に計上することが禁止され、賃貸住宅向けではガス器具などの消費設備費用も計上できなくなりました。
あわせて、2024年7月2日からは設備の無償貸与といった過大な営業行為も制限されています。
検針票で3区分を確認してください。賃貸にお住まいなら、設備料金は原則「該当なし」になるはずです。もし設備料金が乗っていたら、ガスの使用量とは関係のない費用が含まれている可能性があります。ただし既存の契約には経過措置があり、すぐに全部が切り替わるわけではありません(新規契約が対象で、既存契約は早期移行の努力義務とされています)。気になる場合はガス会社に内訳を確認してください。制度の詳細は経済産業省・資源エネルギー庁の公表資料でご確認ください。
賃貸では入居者がガス会社を選べません

ここが、ネット記事といちばん食い違う部分です。
契約者は大家、ガス管は建物で共有
検索すると「プロパンガスは自由に会社を選べます」「切り替えて年間○万円削減」という記事が大量に出てきます。
ただし、それは建物の所有者の話です。
| 誰が | 立場 |
|---|---|
| 大家(オーナー) | ガス会社と契約している人 |
| 入居者 | 料金を払う人 |
賃貸の集合住宅では、建物一棟につき1社のガス販売店が供給するのが原則です。建物内のガス管を全戸で共有しているため、部屋ごとに別の会社にするのが物理的に難しいからです。
つまり「払う人」と「決める人」が別です。だから料金の安さが選定基準になりにくい、という構造的な問題があります。
メゾネットタイプなど、戸別にボンベを置く前提の物件では例外的に個別に選べる場合があるよ!
私は「ガス会社を変えたい」という相談を受けたことがありません
ここは現場の実感として書いておきます。
営業を10年やってきて、プロパンガスを利用している入居者から「ガス会社を変えたい」という相談を受けたことは一度もありません。
それだけでなく、
- 「ガス代が高すぎる」というクレームを受けたこと → ありません
- 入居中にガス料金の値上げ通知が来たという話 → 聞いたことがありません
- 入居者が交渉してガス代が下がったケース → 聞いたことがありません
これは「起きていない」という意味ではなく、私の現場では観測されていないという意味です。おそらく「プロパンは元々高いもの」という認識が浸透していて、下げようとする動きそのものが少ないのだと思います。
だから入居者の勝負は「契約前」に終わります
入居後にできることは、現実にはほとんどありません。
使用量を減らすか、引っ越すか。この2つです。
だからこそ、物件を決める前に判断することが決定的に重要になります。ここから先が、実際にできることです。
契約前にできること|募集図面と営業への聞き方

募集図面でガス種別を確認する
プロパンガスは、募集図面(マイソク)に必ず記載されています。
書かれている場所は図面のフォーマットによって違います。「設備」欄、「備考」欄、間取り図の横など、物件によってバラバラです。表記は「プロパンガス」「LPガス」「LPG」などです。
プロパンを好まない人が多いことは業界側も分かっているので、隠されることはまずありません。記載がどこかにあるので、見つからなければその場で営業マンに聞いてください。
営業マンに聞くべきこと、聞いても答えられないこと
ここは正直に書きます。
| 聞くこと | 答えられるか |
|---|---|
| ガスはプロパンか都市ガスか | 答えられます |
| どのガス会社が供給しているか | 答えられることが多い |
| 具体的な月額のガス代 | 答えられません |
| 前の入居者のガス代 | 答えられません(個人情報) |
ガス代は使用量で決まるので、営業マンが金額を断言することはできません。「いくらですか」と聞いて即答する営業がいたら、それはむしろ怪しい回答です。
代わりに、営業に聞くべき質問はこの2つ
- 「供給しているガス会社名を教えてください」
- 「そのガス会社の基本料金と従量単価を教えてもらえますか」
プロパンは販売店ごとに料金が違うので、会社名が手がかりになります。そして2024年7月2日施行の改正で、LPガス事業者は入居を検討している人から料金について問われたら情報を提供する義務を負っています。大家さん・管理会社・仲介会社を通して確認することもできますし、自分でガス会社に直接聞いてもかまいません。賃貸は入居後に会社を変えられないからこそ、契約前に知らせる仕組みになっています。遠慮する必要はまったくありません。
単価が分かれば、自分の金額は自分で計算できます
基本料金と従量単価の2つが分かれば、あとは計算するだけです。
今の部屋の検針票にある使用量(㎥)× 従量単価 + 基本料金
これで「自分がその部屋に住んだら月いくらになるか」が出ます。平均値を見るより、こちらのほうが確実です。
プロパンが初めての人は、ほぼ100%ガス代を聞いてきます
これは現場の事実として書いておきます。
プロパン物件を検討するお客様で、プロパンが初めての方は、ほぼ100%ガス代を聞いてきます。
つまり、不安に思うのはあなただけではありません。みんな同じことを聞いています。遠慮せずに聞いてください。
そして聞かれた側の私がやっているのは、金額を答えることではなく、生活を聞き返すことです。「毎日お風呂に入りますか」「自炊はしますか」。そこが分かれば、判断材料が出ます。
プロパン物件は避けるべきか|物件数と家賃のトレードオフ

プロパン物件は全体の1〜2割
私の肌感では、賃貸物件全体のうちプロパンは1〜2割程度です。
エリアによって差はありますが、低層マンションが多い地域に集まっている印象があります。都市ガスの配管が通っていない区画がどうしても残るからです。
都市ガスに絞っても、選択肢はほとんど減りません
ここは安心していい部分です。
「都市ガスだけ」という条件を付けても、選べる物件はほとんど減りません。
低層階のエリアで探している方に限って「少し減るかな」という程度です。全体で1〜2割なので、8〜9割は最初から都市ガスということになります。
内見についての別の記事でも書きましたが、譲れない条件は絞ったほうがいい。ガスを多く使う生活なら、「都市ガス」を譲れない1つにしてしまって構いません。選択肢がほとんど減らないからです。
家賃が安いプロパン vs 家賃が高い都市ガス
よく聞かれる比較です。
正直に言うと、家賃という固定費とガス代を混ぜて考えるのは難しいです。ガス代は使い方で動く変動費で、家賃は動かない固定費だからです。
ただ、ガス代は使用量を減らせば下がります。家賃は下がりません。
| 比較 | 性質 |
|---|---|
| 家賃 | 固定費。自分の努力では動かない |
| ガス代 | 変動費。使い方で動かせる |
この前提で言えば、家賃に明確な差があるなら、家賃が安いプロパン物件のほうが総額では有利になりやすいと考えています。ガス代は節約できる余地があるのに対して、家賃は一度契約したらなかなか動かせません。
もちろんこれは、自分でガスの使用量をコントロールできる人に限った話です。毎日2回入浴する生活を変えられないなら、この計算は成り立ちません。
オール電化という選択肢について

ガスの話をすると、必ずオール電化が候補に挙がります。
結論から言うと、オール電化は好みの問題だと考えています。
ガス代がゼロになる代わりに電気代に乗ってくるので、トータルで安くなるかどうかは生活次第です。そして料理の火力や、停電時にすべて止まるという性質もあります。
私自身は、料理は火でやりたいタイプなので、オール電化はあまり好みません。これは完全に個人の好みです。
お客様の反応も分かれます。「掃除が楽」「安全」と喜ぶ方もいますし、「中華鍋が振れない」と嫌う方もいます。どちらが得かという話ではなく、自分の生活に合うかで選ぶものだと思っています。
よくある質問

Q1. プロパンガスは必ず都市ガスより高いのですか?
単価で見れば高いです。熱量をそろえた比較で約2倍とされています。ただし請求額は単価×使用量なので、使用量が少なければ差額は小さくなります。私自身、一人暮らしのプロパン物件で差を感じたことはありませんでした。
Q2. 入居後にガス会社を変えることはできますか?
賃貸の集合住宅では実質的にできません。ガス会社と契約しているのは大家で、建物内のガス管を全戸で共有しているため、部屋ごとに会社を変えるのが難しいからです。切り替えサービスの記事は、基本的に建物の所有者向けの情報です。
Q3. ガス代が高いと感じたら、どうすればいいですか?
まず検針票を見て、基本料金・従量料金・設備料金の3区分を確認してください。2025年4月2日から三部料金制が徹底され、賃貸住宅向けでは設備料金は原則「該当なし」になります。乗っている場合は内訳をガス会社に確認する価値があります(既存契約には経過措置あり)。そのうえで現実的な手は、使用量を減らすか、次の更新で引っ越すかになります。
Q4. 募集図面にガスの種類が書かれていない場合は?
記載場所はフォーマットによって違うので、「設備」欄や「備考」欄を探してください。見つからなければ営業に直接聞いて問題ありません。プロパンであることは隠されない情報です。
Q5. ガス代の実額を営業に聞いても教えてもらえないのはなぜですか?
使用量が人によって違うため、営業が金額を断言できないからです。前の入居者の実額も個人情報なので出せません。代わりに供給しているガス会社名と、そのガス会社の基本料金・従量単価を聞いてください。2024年7月2日施行の改正で、LPガス事業者には入居希望者への料金の情報提供義務があります。仲介会社を通しても、自分で直接聞いてもかまいません。
Q6. 都市ガス物件だけに絞ると、物件が見つからなくなりませんか?
ほとんど減りません。プロパンは全体の1〜2割程度なので、8〜9割は都市ガスです。低層マンションが多い地域で探している場合に少し減る程度です。ガスを多く使う生活なら、条件に入れて構いません。
まとめ|プロパンが高いかどうかは物件ではなく自分で決まる

| ポイント | 結論 |
|---|---|
| 単価 | 熱量をそろえると都市ガスの約2倍 |
| 判断軸 | 物件の属性ではなく、自分の使用量 |
| 使わない人 | 差は小さい。家賃が安いなら候補に入れていい |
| 都市ガスで月1万円超だった人 | 1.5〜2倍の請求が来る可能性。避けるべき |
| ガス会社の変更 | 賃貸では実質できない。契約者は大家 |
| 入居後にできること | 使用量を減らすか、引っ越すか |
| 契約前にできること | 図面で種別を確認し、ガス会社名と基本料金・従量単価を聞く(事業者に情報提供義務あり) |
| 物件数 | 全体の1〜2割。都市ガスに絞っても選択肢はほぼ減らない |
最後に、いちばん伝えたいことを書きます。
プロパンガスは、使用頻度が高い方は料金がどんどん上がっていきます。
特に、都市ガスの時代にガス代が1万円以上かかっていた方。こういう方がプロパン物件に移ると、1.5倍や2倍の請求が来る可能性があります。十分に注意してください。
逆に、シャワー中心で自炊もあまりしない方が、プロパンだからという理由で条件のいい物件を外しているなら、それはもったいないと思います。私自身がそうだったからです。
プロパンが高い物件なのではなく、使う人にとって高い物件。この順番で考えてください。
物件を見る前に、自分の生活を先に見るんだね!
毎日お風呂に入るから、私は都市ガスを条件に入れたほうがいいかも…
それが正しい使い方だよ。都市ガスに絞っても物件はほとんど減らないから、遠慮なく条件に入れていいんだ。逆にあまり使わない人は、プロパンを避けるだけで安い物件を見逃してるかもしれない。どっちに転ぶかは、自分の生活で決まるんだよ!
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